mum

ムーム

よく「おもちゃ箱をひっくり返したような音」と形容されるが、彼らはそれだけではない。確かにキラキラとした音とともに畳み掛けられるエレクトロサウンドは、魔法をかけられているようで、心地よさを秘めている。しかし、あるときは孤独の淵に寄り添うようなメランコリックで感傷的な曲であり、あるときは北欧特有の荘厳で神秘的なサウンドであり、あるときはアナログレコードをわざと傷つけて再生した音をサンプリングし、「メーメー」言い続ける謎の曲であったりする(しかも名曲)。
と、ここまで多彩な楽曲を持つアーティストは彼らだけではないだろうか。
それはバンドが長い歴史を経てきたからか、はたまた本人をして「誰がメンバーなのか分からない」と言わせるほど一部メンバーが流動的なためであろうか。
ライブは毎回サポートをつれての大所帯ライブであり、音のほとんどが人力で再現される。
鍵盤ハーモニカがメイン楽器の一つであり、ノコギリをバイオリンの弓で弾いて音を出したり、鉄板を水に沈めながら叩いたりと、見る人を飽きさせない。
彼らの音楽を聴いていると、ひとつひとつに物語があるように感じる。
オルヴァルがmúmの音楽を「直感、即興性、想像力、で出来ている」と語るように、曲からタイトルから、背景にあるストーリーを感じずにはいられない。
音楽メディアを始め、周りのどんな声にも惑わされずに、というか、全く関係のないことのように切り離されたところから、彼らは現在も素晴らしい曲を作り続けている。

Member

Gunnar Örn Tynes
Örvar Þóreyjarson Smárason

Samuli Kosminen
Gyða Valtýsdóttir
Sigurlaug Gísladóttir
Ólöf Arnalds
Eiríkur Orri Ólafsson
Hildur Guðnadóttir
Róbert Sturla Reynisson
Guðbjörg Hlín Guðmundsdóttir

Kristín Anna Valtýsdóttir(ex)

Biography

1997年 オルヴァル、グンネルにより結成
1998年 クリスティン、ギーザの双子加入
2000年 Belle And Sebastianのアルバム『Fold Your Hands Child, You Walk Like a Peasant(私の中の悪魔)』のジャケットにクリスティンとギーザが登場
2002年 Summer Sonicにて初来日
ギーザ脱退
2004年 Fuji Rock Festival初出演
2005年 映画『Screaming Masterpiece』出演
初のジャパンツアー(京都、名古屋、大阪、東京)
2006年 クリスティンが脱退し、世の多くの男性が落胆する
Summer SonicにてDJ SETとして出演

山梨のギャラリーTraxにてÖrvarのアートの個展が開かれる
2008年 2度目のジャパンツアー(名古屋、大阪、東京)
2009年 Taicoclub Kawasaki出演
2011年 Taicoclub’11出演
2013年 ギーザ再加入
Hostess Club Weekender出演

1997年に同級生であった、オルヴァルとグンネルによって結成。
演劇学校から子供の劇のサントラを依頼され、下級生であった双子のクリスティンとギーザを誘う。
(学食で延々とループ音楽を流し、とても目立っていたという)

エレクトロミュージックにしたのは、オルヴァルが偶然拾ったAphex Twinのカセットテープに触発されたためであった。
バンド名はレストランにて、横向きのゾウが2匹、鼻を合わせた絵を描き、隣にいた客に「これなんて読む?」と訪ねたところ
「ムームだ」と言われたことがきっかけと言われているが、本当のところはよくわかっていない。
TMT Entertainmentより1stアルバムが発売、多くの雑誌でその年のTOP 10に選ばれるなど、爆発的に人気となる。
3rdアルバムはガルタルヴィティ、ガルスタルヴィティという2カ所の灯台に滞在して制作し、このとき「幽霊の声も録音できた」という。
2ndアルバム完成後にギーザが勉学に励むため脱退、3rdアルバム完成後にそれまでメインボーカルをつとめていたクリスティンが脱退。ウィスパーボイスは一時封印される。4thアルバム製作時にバンドは新たにバイオリニストのオルロフ・アルナルズ、トランペットのエイリクル・オッリ、ドラマーのサムリ・コスミネン、チェリストのヒルドゥル・グズナドッティル、ヴォーカリストのシッラらをメインメンバーに向かえ、それまでとは体制も曲の雰囲気も一変した。
2013年にギーザ再加入となり、ウィスパーボイスが復活、ライブでも過去曲の演奏が増えるようになった。
バンドの核であるオルヴァルとグンネルは、アイスランドのインディーズバンドのプロデュースや、他バンドとの掛け持ちメンバーとしても活躍の幅は広い。

Discography

2000年 『Yesterday Was Dramatic - Today Is OK』(1st Album)
2001年 『Blái Hnötturinn』(演劇のサントラ)
『Please Smile My Noise Bleed』(EP)
『Remixed』(リミックスアルバム)
2002年 『Finally We Are No One』(2nd Album)
『Loksins Erum Við Engin』(Finally We Are No Oneのアイスランド語バージョン)
2004年 『Summer Make Good』(3rd Album)
2006年 『The Peel Session』(BBCの番組のライブ音源)
2007年 『Go Go Smear The Poison Ivy』(4th Album)
2009年 『Sing Along To Songs You Don’t Know』(5th Album)
2012年 『Early Birds』(初期レア曲集)
2013年 『Smilewound』(5th Album)

Other Works

Örvar Þóreyjarson Smárason
FM Belfast, DJ Apfelblut, Singapole Sling, Skakkamanage, Apfelsin Bros., Andhéri(ex)

Gunnar Örn Tynes
illi vill, Andhéri(ex)

Sigurlaug Gísladóttir
Mr. Silla., Mr.Silla and Mongoose
Gyða Valtýsdóttir
uruburu sextet(ex)

Kristín Anna Valtýsdóttir(ex)
Kría Brekkan, Avey Tare & Kría Brekkan, Stórsveit Nix Noltes, Mice Parade, Slowblow, Rings, uruburu sextet(ex)

Recommendation

Útidúr(Iceland)

Mice Parade(US) Facebook

Belle And Sebastian(UK)

Links

http://www.mum.is/

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2015年08月28日(金) 投稿者:yrksg